清水 正宏(Masahiro Shimizu)

大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻 准教授

生体-機械融合型ロボットのつくりかた

生物は,常に変化する無限定環境下においても,適応的に生き抜くことができま
す.ロボットを用いた構成論的なアプローチによって,その適応能力が,再現されてきました.しかしながら,自己組織化(成長),自己複製,自己修復といった,ハードウェアレベルでの自己改変能力は,再現されていません.これを解決する方法として,近年,生体-機械融合システムが発展しつつあります.この講演では,機械刺激を生物とロボットのインタフェースとして,細胞をロボットの部品として使うとはどういうことかについて考えてみたいと思います.

このロボットがすごい2017

2022/03/24